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学校で教えてくれることくれないこと
小学校から特に高校までの学校は多くの人が通う可能性があります。もちろん大学もかなりの数の人が通うのが実情ですが、当然高校を卒業したあとは専門学校に行ったり、就職をしたりと多様化されてくる最初の分岐点になるため高校までが多くの人が通うというようにいったん切って考えます。その高校生までに教えてくれることとくれないことを考えてみると面白いことがわかります。まず教えてくれることがですが、その代表例は読み書きそろばんです。時代とともに少しずつ知識偏重は変えていくという努力がされていますが、まだまだ知識を伝達するのがメインとなっています。申し訳程度に体育、芸術や家庭科、倫理などの分野も行われています。そして主に課外授業である修学旅行や部活動などで集団生活としての規律や上下関係などを体験できるようになっています。
しかし、高校までで教えてくれないこともたくさんあります。例えばお金に関することはごく表面的な話しか教えてもらえません。社会保険の制度も詳しくはやりませんし、経済の仕組みもごく簡単にしか触れません。結果として新聞を読んでも理解できない程度の知識しかついていません。また、ローンやクレジットカードの知識もほぼゼロの状態で社会に出ていくことになります。社会人になったらまずこのお金に関することを見に着ける必要があるということです。